10/7 舞台に拘る理由。
こんばんは。
今回は、「舞台に拘る理由」について。
そもそも、僕は松本人志さんの「ビジュアルバム」を観て芸人を目指しました。
視覚的なものや、体験を表現したかったのです。
なので、若手の頃は寄席や賞レースが苦痛で仕方ありませんでした。僕のやりたいことは、短い時間や、他の芸人が一緒に出演する寄席では表現できなかったのです。
初単独ライブをした時に、そのフラストレーションは爆発します。そして、そのライブでの高揚感が自分の進むべき道を決定付けました。
ライブは、小さなディズニーランドだと僕は思っています。細かな部分まで演出し空間を作るからです。僕は劇場のある街から想像します。帰りにどんな道を通って感想を言いながら帰るかなど思い出に残るように作っています。
これらの演出は、お笑い的には本当はいりません。笑わすことのみが目的だからです。ウケたかウケなかったかで人生が変わる闘いをさせられているのです。でも、僕はそこを目指してません。面白くて、美しくて、刺激的な体験を表現したいだけです。
その時間、その場所、そこに集まった人々、その日にしか作れない空間です。そこで、みなさんと共有する 思い出/体験 に魅力を感じています。だから場所を作り続けています。
舞台ならではのコミュニケーションが僕は好きです。
これからも、舞台(配信も劇場をつくることも僕は舞台だと思ってます)に拘っていきます。
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