10/10 普遍的な作品の作り方。
こんばんは。
今回は、「普遍的な作品」について。
僕は、作品を作る時は「普遍的なもの」をテーマにしています。
設定ではなく、テーマや感情など人間の根源的なものを使うようにしています。
作品の耐久性を上げるには、時代を反映させるような設定や固有名詞を使わない方がいいです。数年後も楽しんでもらう作品を作る為にはそういったことを考えるとそうなのですが、本質的に数百年後も楽しんでもらう為には、普遍的なものをテーマにすることがいいと思います。
設定は、時代背景を入れて、そこに人間の根源的なテーマを入れます。
例えば、ユーチューバーを設定にして、「裏切り」「期待」をテーマにするみたいな感じです。こうすることによって作品の耐久性は上がります。
分かりづらいかもしれないので、今度僕の作品を分解して説明しますね。
要は、シェイクスピアとか、チェーホフとか現在も読まれてる戯曲などと同じ仕組みですね。時代が違うし、出てくるものに共感ができなくても描いているものは人間の根源的なものなので現代に生きる僕たちでも共感できるわけです。
なにが言いたいかというと、耐久性を気にして時代を反映させたものを排除する必要はないということです。
無機質でシュールな作品なら別ですが。
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