8/17 眠い。

こんばんは。

夜中にすみません。

本日のメルマガは、僕の考えるお笑いの未来です。

この前、テレビを観ていたら、最近の若い子はお笑いというジャンルを見ないと言っていました。

YouTubeやアベマ、サブスクで自分の観たいジャンルを選べる時代です。韓流アイドルや、ジャニーズ、ユーチューバーなどがたくさんいる中、わざわざお笑いというジャンルを選ぶわけがありません。

昔は、若い子たちはテレビを観ていて、バラエティ番組というジャンルが入り交じったものを観ていたから、そこでお笑い芸人を知り興味を持ってもらえたのです。

でも、現在はテレビは見ません。観たいジャンルを観たい時間に視聴します。

そして、僕が一番思うのは、漫才やコントというものに興味がないということです。僕が思うに若い子たちからしたら漫才とコントって古いのだと思います。

僕らから見た『落語』とか『歌舞伎』に近いのかもしれません。

とはいえ、一定の好きになってくれる若い層もいるわけで、漫才もコントも普遍的なものになりつつあります。

でもやっぱり僕は新しいものが観たいし、これからは新しいものでないと生き残れない。コロナ後の世界は、きっといらないモノは全て淘汰されています。

今なにかを感じて、新しいものを作っておくことが大切だと思うのです。

今新しいモノが出てこない理由は3つあります。

一つ目は、賞レースがあるからです。M-1、キングオブコント。この二つがある限りは、4分くらいの漫才とコントをやり続ける人が多いことでしょう。

二つ目は、寄席という文化がメインだから。大勢でやる寄席の場合には、ネタ時間も限られているし、自分の世界観だけにして次の人の出番を変な空間にするわけにもいかない。だから、基本的にはみんなと同じフォーマットにしなければいけないのです。

三つ目は、事務所に所属していると、事務所ライブなどでネタバトルをさせられるから。ネタバトルで勝ち抜くには、わかりやすさが必要です。


これらの要因で、新しいジャンルは出現できないのです。

しかし、近い将来には、このままチャンピオンが毎年溜まっていけば、賞レースの格は落ちて、終了します。賞レースを目指さないようになった芸人は、自分の好きな自由なネタをするようになります。そのネタは尺も気にせず作られていて、自分たちの世界観が映し出されたモノでしょう。そんなネタを寄席でやるわけにはいかないわけです。そんな芸人は、事務所にも入らず自由に自分でライブを組み表現していくのでしょう。

そういうような中で、新しいジャンルのお笑いが生まれるのです。

僕はそれを作りたくて頑張っています!

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