8/2 肩書を捨てた。
こんばんは。
最近、変化変化言うてますが。世界の価値観の変化により起こるエンタメ界のパラダイムシフトについていけるかが今後の課題になりそうです。
事務所などに属さずに、個人がメディアになる時代。力関係のしがらみがなくなり好きな創作を発信できる時代。その時代を生きるには、これまでの価値観や常識を捨てなければいけない。拘ってきたものもふと我に返れば意外といらないものばかりです。
インターネットにより個人個人が発信力を持ち、平等になり世界中の人が、今までの常識や上下関係などの縛られていた見えないものから解放されていく時代になるのだと思います。
そうなると、肩書もいらなくなる。昨日のnoteでふざけてユーチューバーと名乗ろうかなと書きましたが、もう肩書きはなくそうかと。「想像・発信をする人間」ただこれだけで良い感じがします。これからの時代は何者でもない方が生きやすそうです。
「芸人」というのは生き様だと思うので、心の中では常に自分は芸人だと思いながらやっていきます。
僕は、お笑いも演劇も映像も体験型イベントも全部好きです。そして、全部似ていると思っていました。根本は一緒。だから、お笑いと他のジャンルを繋げてお笑いを盛り上げたいと活動してきました。でも、そもそも僕が芸人と名乗ってるのが変なんじゃないかと。僕が何者でもない方が全てを繋ぎ合わせやすくなる気がしたんです。
お笑い界にも、演劇界にも、先人が作った見えない暗黙のルールみたいなものがあって、それをなんだかんだ言いながらみんな守っているんですよね。どこかの業界に属することで、そのルールが邪魔をしてくる。その村社会に住むのではなく、行き来できる人間でありたかったんです。そうすれば僕にルールは関係ないのですから。
まあ、これからそんなルールもどんどん崩壊していくでしょう。
「芸人なんだからこうしろ」とか「演劇の関係者はこういうところを気にするから」とか、そんなものに縛られる時代は終わりました。古いです。ラベル化されずに自由に表現して、お客さんも自由に探して、自由に選ぶ時代です。観客の動きや感情を誘導する作り方ももう終わります。表現者も観客も能動的に動き、ステージと客席との境界線さえも曖昧になっていきます。舞台に立ってるから上だとかそういうものはなくなり同じ目線で作っていく。
この時代にYouTubeは凄く適しています。観ているだけで人柄もわかっているし、宣伝にもなる。一回アップすれば勝手に広まってくれる。先週配信したチャラデコメディナイトなんて凄く良いコンテンツだと思います。あれは、映像自体をおしゃれにしています。おしゃれにすることによって、ネタ中のスクリーンショットをしたくなります。それをインスタや、Twitterなどで拡散してもらえる可能性がある。そして、どんなネタをしたのか気になる→ネタを見て、普通に劇場でやる時はどんな感じなのか気になる→個々の芸人を検索し、劇場に足を運んでもらえる可能性が増える。
同じものを量産するのではく、そこでしか見られないもの・付加価値を作ることが大事だと思います。
今後どうしていこうかなとぼんやり考えながら、わくわくしています。
肩書きや、いつの間にか刷り込まれたいらない考え方を断捨離したら、視界が広くなりました。これからが楽しみでしかない。
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