10/5 概念を壊していく。
こんばんは。
今回は、作り方を壊していくということについて。
僕は、吉本の劇場で様々なことを習い、経験しネタの作り方や芸人としての生き方の基礎を作り上げました。
最初は、ネタの作り方も、漫才とコントの違いさえもよくわかっていませんでした。しかし、そのおかげで独創的なネタを作れていたと思います。
いつしか、基礎が出来上がってしまい。ありふれたものしか作れない脳みそになっていました。
演劇をはじめた時、その凝り固まった概念を壊すのに苦労しました。
今まで培ってきた作り方を全て壊して、全て疑って作るようにしました。最初は上手くいきませんでしたが、何回も実験的な公演をするうちに脳は柔らかくなっていきました。
先人たちが作ったものを疑うことは大切です。何事でも、昔からあるもには何の疑問も持たずに受け入れて、その概念を植え込まれてしまいます。でも、それらは先人が作ったものにすぎません。同じ人間が作ったものであって、その作られた時は新しいものだったはずです。何故新しいものがつくられるかというと、時代が変わるからです。
柔軟に考えられるようにいたいですね。
0コメント