10/4 全て面白い。

こんばんは。

今回は「面白い」ということについて。

面白くて、美しくて、儚くて、前向きになれて、人生についてのなにか発見があるもの。

これが僕が作品を作る上で大切にしていることです。

小さい頃は、画家の親戚のおじさんの影響で、画家になるのが夢でした。その夢はいつしか漫画家になり、そして何故かお笑い芸人になりました。芸人になってからも、単独ライブを作る時は一枚の絵を描くような気持で照明や小道具、立ち位置などを拘っています。

最初、先輩や作家さんには、「演劇じゃん」とか「お笑いなんだからカッコつけるな」など言われました。今でも言う人はいます。でも、僕にとって全てがお笑いで、面白いに境界線はありませんでした。

面白いは無限大です。面白いと「笑う」は似ていますが違います。感動と「泣く」も違います。興奮と「恐怖」も違います。後者は全て自分自身の人間の感情や行動です。しかし、前者は全て客観的に外側から見た様なように思えます。言い表しづらいですが、何か立体的な感じ。

だから、面白いという言葉には、その事柄やそれを感じた人間、演じた人間など様々な要因が入っています。

人はそれをエンターテイメントと呼びます。

舞台芸術の人も、お笑いの人も、エンターテイメントを下に見ていることが多いです。一つを突き詰めている感じがしないのでしょう。

僕からしたら、表現は全てエンターテイメントで、面白い。



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