8/19 自己紹介とチャラデの運営の現状。

こんばんは。

本日は、改めて僕のことについて書いてみようかと思います。

何故、自分のファンコミュニティなのに改めて自己紹介するのか?

それは、僕の活動が多岐にわたっているので、このコミュニティのメンバーの方々も、僕のどの活動で知って入会したのかわかりません(笑)クレオパトラで知ってくれたのか? エンニュイ? チャラデ? 絵? 

なので、改めて自己紹介を。そして、後半はチャラデの運営や現状についてです。


日常のことを書いているブログと、創作のことやお笑いのこと、脚本などをアップしているnoteがあります。そちらも是非読んでみてください。

■BLOG

■note

■自己紹介

お笑いコンビ「クレオパトラ」・劇団「エンニュイ」・お笑いコンテンツ制作団体「CHARA DE」・フリースペース「HANA RE」運営

などで活動している長谷川優貴と申します。お笑い芸人・劇作家・演出家です。フリーランスです。

僕は、芸人としての仕事と、作家業、演劇の演出、講師、劇場運営などで生計を立てています。

2002年にデビューして、12年くらい吉本興業に所属し、5年前くらい前に退社しフリーランスになりました。現在は、相方がゲーム会社に就職したので単独公演などだけで活動しています。3年前くらいから劇団「エンニュイ」を立ち上げ演劇でも活動しています。


■エンニュイWEBサイト


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TOPNEXTABOUTMEMBERSWORKSCONTACTMoreエンニュイ新作公演『手掴みで掴みきれなかったから、、、2019秋』​ 2019年11月21日(木)〜24日(日)【脚本構成・総合演出】 長谷川優貴(クレオパトラ/エンニュイ)【出演・脚本・演出】 児玉磨利 足立靖明 (以上、エンニュイ)野津あおい 田邉利博(ゴールドラッシュ) 吉本純 (やさしい雨) 高畑陸 (シル) 【タイムテーブル】 11月21日(木)19:30 11月22日(金)19:30 11月23日(土)14:00/19:00 11月24日(日)13:00/18:00 ※受付開始・開場は開演の30分前 ※ご入場は来場順となります。【会場】 HANA RE 東京都渋谷区恵比寿3丁目28−12 OAKビル3階【チケット料金】 前売 2800円 当日 3000円 ※日時指定・全席自由【予約開始日時】 11月1日(金)22時【予約フォーム】 カルテット・オンライン https://www.quartet-online.net/ticket/yennui201911【スタッフ】 演出助手 いけだりょう 音楽 大原巧(タムダイ!) 制作 宮野風紗音(エンニュイ/かるがも団地/K-FARCE)【お問い合わせ】 yennuinfo@gmail.comエンニュイ​​お笑いコンビ「クレオパトラ」長谷川優貴主宰の劇団メンバーの経歴は様々2017 年3 月旗揚げ公演「ゼンイとギゼンの間で呼吸する世界」上演 劇団の名付け親は又吉直樹氏(ピース)曰く、「『アンニュイ』と『エンジョイ』を足した造語であり、物憂げな状態も含めて楽しむようなニュアンス」俳優 / 舞台美術  1987年生。千葉県出身。早稲田大学在学中の2006年、学内サークル「早稲田大学演劇倶楽部」に参加。大きな声と劇画タッチの顔立ちで舞台上を駆け回る。主な出演作にKAAT「ペール・ギュント」映画「ヒメアノ〜ル」等。外部団体への客演も多数。たまに舞台美術家、脚本家、演出家としての姿も見せる。​​​主宰 / 脚本 / 演出 お笑いコンビ『クレオパトラ』ボケ担当。即興芝居『瞬間を紡ぐ時間』主宰。コント・謎解き・演劇と、ジャンルを横断し脚本に携わる。照明・音楽を用いた演出にも定評があり、クレオパトラ単独公演にてその実績を重ねる。俳優 松竹芸能所属。学生時代に写真

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2019年の福島県立いわき総合高校 芸術・表現系列(演劇)第16期生の卒業公演の作演出を担当。


・神奈川かもめ「短編演劇」フェスティバル2019 審査員表第二位

・2019年にNONSTYLE石田脚本の舞台の演出を担当。


■長谷川優貴(クレオパトラ/エンニュイ)

1982年6月16日生/B型

静岡県富士市出身

2002年よりよしもとクリエイティブエージェンシーに所属。クレオパトラというお笑いコンビで活動。芝居がかった単独公演には定評があり、2013年にはルミネtheよしもと、2014年には銀座博品館劇場と会場を大きくしている。

舞台の脚本演出も務める。神保町花月では、10本以上の公演を担当し、新喜劇の脚本も書いたことがある。

2015年に吉本を退社しフリーに。

現在では、エンニュイという劇団を立ち上げ作演出し主宰として活動している。

イラストの仕事もしており、文芸春秋に掲載されたピース又吉の小説の表紙を描いた経歴もある。最近では、個展を開催したり、グループ展に参加したりと活動の幅を広げている。

謎解きのイベントも作っており、横浜開港記念会館で行った参加型お笑い推理芝居「仮面Xの悲劇」、リアル脱出ゲームのスクラップの劇場原宿ヒミツキチオブスクラップで行った参加型RPG「ラフクエスト」、「バカ脱出ゲーム」、阿佐ヶ谷全域を使った謎解きイベント、演者全員顔白塗りで演じるアングラ喜劇「暮羽喜ネマ館」、照明家渡辺敬之との即興舞台「瞬間を紡ぐ時間」など、様々な舞台をプロデュースしている。近年では、青森県八戸市のパフォーマーイベントなどにも参加。

チャラデは、もともとは阿佐ヶ谷のアニメストリート内にある劇場CHADADE(チャラデ)を2016年から3年間ほど運営していました。アニメストリートの人にスペースが空いてるからなにかやらないか? と誘われて作りました。

チャラデの説明↓


僕は、かなり様々なジャンルの垣根を飛び越えて活動していると思います。面白い人はジャンル関係なく一緒に交われたら面白いと考えて活動しています。

現在のチャラデは、移転先を探している状態です。しかし、今までのチャラデの賃料で探すと、狭い物件か、場所が遠い物件しか出てきません。賃料が高いところにしてしまうと芸人に貸す金額が上がってしまいます。芸人や創作、表現をする人たちが実験できるホームを目指しているのにそれでは本末転倒です。

クラウドファンディングでみなさんの気持ちと期待を受け取った以上は妥協はできません。

そこで、スポンサー探しをしようと動いています。月に10万~15万ほど支援があるだけで良い会場が作れるのです。夢の集まる場所を支援してくれる方は必ずどこかにいると思います。資料作りを井上君が頑張ってくれています。


チャラデは、「劇場」「たまり場」「実験場」と、色々な役割ができる場所を目指しています。

実は、阿佐ヶ谷のチャラデが閉館する前から、ずっとオンラインサロンが作りたかったんです。

オンラインサロンとは、簡単に言ってしまえば好きな人、好きなことにお金を払って集まる有料ファンクラブのようなものです。月額会員制で、ネット上で展開されるクローズドなコミュニティ。つまり、会員だけで広がる内輪だけのコミュニティです。

クローズドな空間なため、外に情報が洩れる心配もなく、オープンスペースでは話せない内容もオンラインサロンでは気にすることなく話すことができます。有料の会員制なため、誹謗中傷などの書き込みが全くなく、荒れることもありません。

何故チャラデがオンラインサロンをやるのか?

今までやってきたライブは、お客さんも芸人も共犯者になるものが多かったと思います。ふざけた内容のライブに参加し、その写真をSNSにお客様が投稿し誰かがそれを見るところまでがコント。みたいな感じで、能動的に観客も参加し考えることができるのがチャラデのいいところ。出演者も観客も変な企画に振り回され「つっこむ」。

そんなライブをオンラインサロンで一緒に考えたり、提案し合ったりしていけたら面白いのではないかと思っていました。移転先の相談や、移転が決まってからの内装など、お客さんと一緒に考えちゃおうという感じで。

みんなで「笑い」を追求する勉強会や、新しい「アナログゲーム」をみんなで考えて商品化したりと、コロナが終息したら、リアルでも集まっていけたらなと構想中です。

年に一度バスツアーしたりとか。

そんな中、このファンコミュニティと出会い、これはチャラデのことだけではなく、僕のやっていることを全てまとめられるなと思ったのです。そうして、このファンコミュニティをはじめることになりました。今思うとチャラデだけのオンラインサロンとして始めなくて良かったなと思います。

チャラデは今後劇場運営の他に、イベント運営、お笑いを使った様々なコンテンツ制作をする会社にします。なので、みんなで面白いことを考えて世に発信していきたいです。

まだまだ構想がありますので、移転の状況報告と共にここに綴っていこうと思います。



で、ここからは、今の僕の現状です。僕は普段、演劇の脚本・演出・講師・ライブギャラなどで生計を立てていました。現在はコロナのせいで収入はゼロで死にかけています(笑)バイトで結構稼いでいるのに、支援たくさんもらってる芸人さんのツイートを見て羨ましく思う毎日です(笑)でも、現状はバイトする時間がないので背水の陣で挑んでいます。今までは、舞台関係で外部からの委託だと結構貰えていたのでなんとか生活できていたんですけどね。まあ、この現状も楽しんでいます。


これまで劇場運営は、正直きつくてほぼノーギャラでやってきました。たまに売り上げが良い時は多く貰ってましたけどね。でも、コロナのせいで先の仕事は全てなくなりました。もう収入がない状態です。

なぜ、貯金がないのかと言われれば、後輩に奢りまくっているからです。近くに売れている先輩とかがいない後輩にはなるべく美味しいものを食べさせてあげたいし、飲みに行っても一銭も出させたくないんです。僕は3.4か月に一回服を2万くらい買うだけで、ギャンブルもゲームもなにもしないので金を使いません。あとは、脚本の資料とか勉強で本を買うくらい。基本は身近な後輩のことしか考えていません。ライブも僕がギャラをもらえなくても、絶対に最低1000円は渡しています。そしてそのあとの打ち上げ代も出すのです。

1000円って少なく思うかもしれませんが、場所代スタッフ代、引いて人数分の1000円のギャラを渡したら、いつものライブでは残りのお金はゼロです。チャラデのメンバーもノーギャラなことが多いのについてきてくれて感謝しかありません。

僕の周りの芸人はみんな面白いんです。芸歴もあります。才能も。なのに1000円しか渡せない自分が凄く不甲斐ないんです。

だから、なるべくご飯をおごるんです。辞めてほしくないから。



CHARA DE阿佐ヶ谷の時は、後半黒字になりだしたのですが、前一緒に運営していた方への支払いをしなければならなくなりまして、その黒字はほぼそこに飛んでいきました。今考えても、ふっかけられていたとしか思えない金額でしたが……。なので、経営が上向きになったけど手元には入らないという状況。更には、運営資金も、その支払いのせいで底をついてしまいます。

その後、支払いを終え、ここからという時に、劇場の契約更新ができないことがわかります。しかも、本当は前からわかっていたことを、その一緒に運営していた方が、おそらく嫌がらせで僕らに伝えてくれていなかったんです。

知ってから焦り、クラウドファンディングを始めました。そして、有難いことに200万もの資金が集まりました。しかし、手数料を引かれると180万程度。本格的に移転するには400万近くかかります。みなさんの期待を背負ったのに変なところに移転するわけにはいかない。あと、僕らの名義では借りれません。法人の名義を作らなければいけない。法人を貸してくれる方がいて、その人に頼むつもりでクラウドファンディングの後に一応決めた場所があって、そこに決めたのですが、その法人では審査が通らなくて断念します。そのあと、法人を貸してくれると言ってくれた方はいたのですがいざとなると直前で断られ、新チャラデはなかなか決まりませんでした。

しかし、困っていた時に又吉さんに声をかけていただき、一度恵比寿に小さなスペースを作りそこで資金を貯めることにしました。

最初は苦戦しましたが、徐々に埋まるようになてきました。しかし、告知の持続力がない。メンバーで僕しかパソコンを扱えないのですが、僕が一番忙しくて、手が回らなくなります。レンタルもあまり伸びなくなりました。そんな中、ビルのオーナーに呼ばれて、年内で閉めるかもと言われます。なので、せっかく伸びてきた中、今後の予約の方や常連の方に、12月で閉める意向を伝えます。しかし、オーナーからは、まだ従業員に伝えていないから秘密でと言われ、お客様には伝えられない変な状況が続きます。

そのあとも、閉まる、閉まらないの繰り返しで、完全に新規と顧客を取りこぼし、スケジュールはすかすかになります。

勘違いしないでほしいのは、オーナーは苦渋の決断で、最後までよくしてくれましたし、テナント代も安くしてくれたり、待ってくれたりしました。

経営状態は大変なことになりました。まず移転の時のお金がかなりかかって、移転先決定までの荷物を置いたガレージ代が月6万、移転してから椅子などを買って10万近く、テナント代が23万。途中からは30万になりました。移転するまで収入がなくても、他のメンバーへのギャラを最初はちゃんと支払っていました。途中からは、僕は貰うのをやめました。そして、その後メンバーのギャラも減り、ここ数か月はメンバーもノーギャラの状態。

しかし、運営資金は底をつき、延長してからは、テナント代で全て吹っ飛ぶか、僕が少し負担するかでなんとか過ごしてきました。普通に継続して経営できていれば今頃は、次の場所に移転できて、2店舗やりながらそこそこ稼げていたことでしょう。

なかなかのツキのなさですが、全部僕の準備不足のせいだと思います。

クラウドファンディングでお金をいただいているのでやめるわけにはいけない。で、とりあえずの移転のお金を貸してくれる人は見つかったので移転先を探していました。なので、最後にHANA REでたくさんライブをして少しでも移転資金に当てようとしていたのですが、コロナが……。

なので今、僕は収入が全くないない状態で、なんならテナント代という負債を抱えました。そして、タイムラインにも書きましたが、舞台の赤字も抱えています。借金まみれ状態。

移転のお金を貸してくれると言っていた方ともこの状況だと連絡が取りずらい……。

でも、こういうことは言わずやってきたので、余裕なイメージだったと思います。お客さんも芸人からも。

母親が癌で倒れて金が必要な時も誰にも言えなかったんですよね。お金貸してくれって。で、母親は亡くなりました。ほぼ僕のせいなんですよ。

何が言いたいかというと、助けてと言った人のほうが助けてもらえるよねって話です。他の主催者の方とか芸人とかを見てると、ちゃんと辛い状況を伝えた人のほうが応援や支援をしてもらっているなと思いました。

芸人が立ち上がって応援してくれたりとかね。ああいうの見てると良いなぁって思いますね。

僕らもヤバい状況だから、大声で助けを呼べばみんな駆けつけてくれるのかな? とか悪魔のささやきがあったのですが、なんとか我慢してきました。

何故我慢するかというと、何度も言いますが、僕は表現者であり芸人だからです。物乞いはしません。するならちゃんと対価である面白いコンテンツを提供します。


みんな辛いんだ。仕方ない。僕よりも辛いことがあった方なんて山ほどいる。だからこそ、そんなみなさんに笑顔を届けたい。


とにかく、長期戦です。コツコツ続けるしかないんですよね。

これからも、チャラデを守れるように頑張ります。でも、このままいけばチャラデも、クレオパトラもできなくなる可能性だってでてきます。なくなったっていいよって方が多いでしょうが、よくよく考えてみてください。僕とチャラデでしか作れない「場所」と「コンテンツ」があるはずです。それがなくなったら結構つまらないですよ。


できる限りの足掻きを見せます。足掻きをエンターテイメントと昇華させて。今日この記事をかけたこともエンタメです。ストーリーを紡いでいきます。先にある成功のために。必ず新チャラデ作ります。まあ、作らないと詐欺になっちゃいますしね(笑) クレオパトラの20周年単独もやります。

そんな現在は、映像やオンライン上でなにか面白いことができないか模索中です。

しかし、そろそろビジネスとして考え出さないと大切な仲間を守れません。苦手ですがちゃんとお金のことも考えながら運営していこうと思います。

僕の活動の軸は、いつの間にかクレオパトラからチャラデになっていました。チャラデは母船みたいなイメージです。わからいずらいかもですがガンダムで例えると「ホワイトベース(チャラデ)」の中に「ガンダム(クレオパトラ/エンニュイ)」が積まれていて、戦闘の時は出撃するというイメージです。だから、まずはチャラデを強化する必要があるわけです。


今日は、赤裸々に書きましたが基本ここのメルマガの内容は秘密でお願いします。これから成功していく過程の底辺を今見てもらえていることが嬉しいです。今後がワクワクします。ここからは上しかない! これからも宜しくお願い致します。一緒に面白いもの体験していきましょう。

 

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