8/22 一生を通して描きたいもの。
こんばんは。
今日は、創作をしていて描きたいものについて書きます。
僕が好きなお話は、「全員主役」なお話です。でも、別に群像劇が好きなわけではありません。悪者が出てきても、変なやつが出てきても、全員が悪人で終わらない話が好きです。
だから、「スカッとジャパン」とかは観ていられません。
コントでも、ボケが出てきて、ツッコミがいて正論を言ってるんだけど、後半逆転して、ツッコんでいた人もおかしいところがあって、ボケがツッコミだして、結局両方変だったっていう話が好きです。僕らのコントは基本いつもそうです。
確実に、世間にはマイノリティ側とマジョリティ側がいて、それは事実で仕方なくて、でもだからといってマジョリティ側が全部正解かといったらそうではなくて、たまたま多数派だっただけなわけです。
人間なんて全員滑稽で悪人だと僕は思います。だからこそ、希望がある。そして、その滑稽さが物語になる。そんな人間臭いものを描きたいのです。
人間として必死でいきている様を描いて、それを見た人が感動していたり、嫌な気分になったり、笑っていたり、泣き笑いしていたりするものを作りたいです。
作り手の構成で、観客を誘導するような作品は作りたくないです。泣かせる作品、笑わせる作品、そんな風に決めつけて作りたくないわけです。自由に観てほしい。いつも、そう思って作っています。
まあ、そのせいで感想をSNSに書きづらくて拡散されていかないわけですけど(笑)
これからも、人間というものを描いていけたら幸せです。僕の人生も含めて。
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